2016年01月25日

盲目は天才の条件?




一時期、盲目のアーティストを探していた。

ロウル・ミドンやこのレイ・チャールズはよく聴いた。

私は弱いので、アリと同等の強さなので、
堂々としたポーズを求める一方で、

実は内心、ビビリなんである。

そんな私は音楽に救いを求める。

音楽をよく聴く。

響くものならどんな曲でもいい。


恐怖心と音楽はとても関係していると思う。

某アーティストがいる。

とても堂々とした佇まいで、
全身全霊をかけてアコギ1本で歌うようなアーティストだ。

そのアーティストの曲を聴くと、感動する。

でも、ある時、そのアーティストの堂々とした佇まいに
ビビっている?自分がいることに気づいた。

ビビッているというと語弊があるかもしれない。

真剣さを求められ、聴いてる私が体育座りしてしまうような厳格さ、
ともいうべきか。


もちろん、そのアーティストが、
故意にビビらせようとしていない、のはわかる。

けど、そのアーティストが、
正直に真剣になればなるほど、
本当になればなるほど、
私は塩をかけられたミミズのようになってしまう。


ある日、盲目のアーティストはそういったビビりがないことに気づいた。

特にロウル・ミドンの柔らかさは、
とても目の見える人には真似できないと思う。

とにかく、恐怖を感じさせない、優しさ、柔らかさがあるのだ。

恐怖の壁を、ヒョイっと越えてしまう。

目が見えないから、戦うという選択は
捨てている、だからだろうか。

それとも、目が見えないと恐怖に強くなり、
より恐怖でブレることがなくなるのかもしれない。

私は盲目ではないから、
盲目の人の感じは想像できない。

この動画を見ても、
恐怖よりも、楽しさ、軽くて純粋な楽しさが
溢れていることに気づく。



Posted by 電スケ  at 23:21 │Comments(0)

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